【新施設】東京ビッグサイト「有明GYM-EX(ジメックス)」が5月18日にオープン

「有明GYM-EX」(ジメックス)が5月18日、オープンする。

ジメックスは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会で使用された有明体操場の後利用として、東京都が都内中小企業振興のために整備した展示場。

ジメックス(有明GYM-EX)の愛称は、有明の地名と体操競技場であった経緯(体操を示すGymnastics)と展示場であること(展示会を示すExhibition)を表現する有明展示場が由来となる。

ジメックスを管理・運営する東京ビッグサイトは今後の展望について、「東・西・南ホールのように複数のホールで構成された施設とは異なり独立した施設のため、利用者にとって運営しやすい面がある。東京2020オリンピック・パラリンピック競技会場のレガシーとして、見本市・展示会のみならずスポーツやエンターテイメント、そして展覧会など文化事業の誘致に注力していきたい」としている。

利用料金は、全日(8時から23時)の場合、193万円。半日の場合は半額となる。

すでにイベント予約ははじまっており、5月25日には全国の建築板金業者が一堂に会する「第73回全国建築板金業者 東京大会」などが開催される。

施設は、鉄骨造一部木造の構造で地上3階建。1階の展示面積は約9400㎡で、1階から3階までの複層階の延床面積は約2万7400㎡。

また、展示ホールは天井高が約20m、床耐荷重5t/㎡。床はコンクリート仕上げで、アンカーボルトは打設可能だ。ただし、低天井下やピット直近は打設不可となっている。

その他、ホール設備としては給電・給排水が電気ピット8本、給排水ピット7本、サブピット4本のほか、LAN取出口×32口、HUB(8ポート)×32か所などの通信設備も備える。

また、駐車場は来場者用臨時駐車場が約320台、関係者用駐車場は約55台。

問合せは、東京ビッグサイト営業部営業第二課(☎03―5530―1327)まで。